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亀田会計事務所
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━H19.06.06
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   ■■■■■お役立ちニュースExpress■■■■■
Vol.46━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

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◆Today's Contents
→1◇税務ニュース
→2◇Today's Column
→3◇■■■■税理士事務所Report
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◇税務ニュース━━━━━━━━━━・・・・・・

<年金保険料の支払い調査で税理士起用。なぜか多くの先生が困惑>

このほど、安倍晋三首相が社会保険庁改革関連法案の衆議院通過を
受け、東京都内で街頭演説し、年金保険料の納付記録がなく、納付
を証明することができない人の救済を図るための第三者委員会を月
内に設置すると公言しました。首相は「(同委員会には)弁護士や
税理士に入ってもらう。そして、筋道が通っている方々については
直ちに給付を認めていけるよう責任をもって対策を立て、実行して
いく」と語り、年金支給漏れ問題の解決に全力を挙げる姿勢を示し
ました。

この発言に驚いたのが税理士たちです。弁護士については、事件の
真相を解明するために多くの場数を踏んできていますが、税理士た
ちにとっては、定められた税法や国税庁の通達、簿記や財務諸表に
したがって事務処理をしてきただけで、年金保険料が払われたかど
うかの事情聴取をはじめとして、調査の手法も分からないから頭を
抱え込んだのです。税務署あがりのある税理士いわく「調査という
と税務署の仕事。どうも首相はじめ与党の先生方は、一般の税理士
とOB税理士とを混同しているようだ。ここはOB税理士の出番じゃな
いの」と笑顔で語ります。一方で、難関の税理士試験をパスしてき
た、いわゆる試験組みのある税理士は「第三者委員会などを作って、
また税金の無駄遣いをするのかなあ。弁護士や税理士にどれだけの
給料払うつもりなの?」と皮肉たっぷりに首相の公言を揶揄しまし
た。

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◇Today's Column━━━━━━━━━━・・・・・・

<<公的年金制度(26)>>

● いますぐ納付経歴のすり合わせを

6月1日未明に、「年金時効特例法案」と「社保庁改革法案」が可決
され衆議院を通過しました。相も変らず、公的年金に関するずさん
な管理実態を露呈させた社会保険庁。今回の件は、誰の年金記録な
のかが判明しない、いわば宙に浮いてしまっている年金が、5000万
件もあるというのだから二の句がつげません。

遡ること約30年前、社保庁は昭和54年より手書き納付記録のオンラ
イン端末への入力を開始しました。この時、労働組合である自治労
が、コンピューター化による人員削減を懸念し、この作業につき遅
延戦術をとったことで発生した漏れも、宙に浮いている主因の一つ
なのです。参院選を睨んで、与野党がこの年金問題について責任の
なすりあいをしていますが、こうした経緯を踏まえると現政権与党
だけの問題ではなくて野党にも責任があるのです。

国民にとって、年金問題は最大の政治的関心事なのだということを、
改めて念頭に置くべしと苦言を呈したいと思います。年金給付が最
も大切な行政サービスの一つとして、為政者は高い当事者意識とモ
ラルをもって、あるべき給付の実現に邁進することです。一方、我
々も、主体的に今までの年金納付記録を確認することが大事です。
まずは自身の職務経歴を時系列で整理してみることです。特に独立
転職をしたり、女性が結婚したりというような人生の節目のところ
は正確に整理しておく必要があります。その上で、最寄りの社会保
険事務所に出向き、基礎年金番号を基に納付履歴のすりあわせをし
てみることです。

その際に自身の年金手帳と本人確認用として免許証等を忘れないよ
う持参して下さい。又インターネット「年金個人情報」より、所定
の手続きを経て確認する方法もあります。
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